東日本大震災は福島県に4万9千棟を上回る家屋の被害と、加えて津波により2千名近くの死者と行方不明者をもたらした。さらに、地震により引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所の事故は、県内全域に深刻な被害となって続いており、いまだに終息の見通しも立たない状況にある。放射性物質が大量に降り注ぎ避難を余儀なくされ、健康にも不安を抱えて暮らすなど、深刻な事態となっている。
西郷村に於いても、村民は毎日放射線量のモニタリング数値を気にしながら、原子力災害の被害に耐える生活を続けている。特に子どもへの健康被害の懸念は大きく、村民が遠方に避難するなど家族が離れて暮らすという事態も生じている。
また、原子力災害による影響は、環境、健康、産業、教育などあらゆる分野におよび、長期にわたることが予想される。
このため、今こそ村民一丸となって原子力災害に立ち向かい、将来にわたって安全に暮らせる西郷村を取り戻さなければならないことから、西郷村原子力災害復興計画(以下「復興計画」という)を策定する。
Explore further
Themes
Governance
Recovery
Recovery planning
Country and region
Japan
Number of pages
30 p.
Publication year
2012