第24回地震災害マネジメントセミナー「2024年能登半島地震における復旧・復興対策の最前線 -能登半島地震の復旧・復興の現状と課題は何なのか?-」
2024年1月1日午後4時10分能登半島北部を震源とする能登半島地震(M7.6)が発生し、北陸4県(石川県,福井県,富山県,新潟県)にわたり深刻な被害を生じました。この地震で震度7の非常に激しい揺れを石川県志賀町で観測したほか、震度6強を七尾市や珠洲市、穴水町で、震度6弱を中能登町と能登町、新潟県長岡市で観測しました。さらに、当時は震度の情報が入電されていなかった震度計のデータを気象庁が分析した結果、輪島市でも震度7の揺れを観測していることが分かりました。気象庁によりますと、石川県で震度7を観測するのは観測史上初めてだということです。土木学会地震工学委員会では、土木学会海岸工学委員会、日本地震工学会、地盤工学会、および関係学術団体等と連携し、調査研究を進めているところです。一方、災害規模が大きいため、現時点では復旧・復興が予定通りに進まずにいます。そこで、第24回のセミナーでは、「2024年能登半島地震における復旧・復興対策の最前線 -能登半島地震の復旧・復興の現状と課題は何なのか?-」として、専門家及び第一線に携わっている行政の方々を講師としてお招きし、復旧・復興の課題について討議し、さらに推進することを目標に講演を計画しています。
日時 2024年11月27日(水)13:00~17:30
方式 対面とZoom併用(アクセス先は、開催前に個別にお知らせします。)
定員 講堂:80名
Web配信:200名
(申込者多数の場合は先着順)※事前参加申込のみの受付になります。)
申し込み方法 土木学会行事案内ページ(https://www.jsce.or.jp/events)
参加費 正会員 3,000円 学生会員 1,000円
非会員(学生以外) 5,000円 非会員(学生) 3,000円
※講演資料代、消費税を含みます。
※講演資料はデジタル版です。参加者にはダウンロード情報を連絡します。
主催 公益社団法人土木学会(担当 地震工学委員会・地震防災技術普及委員会)
問合せ (公社)土木学会研究事業課 佐々木
E-mail:[email protected]
【プログラム】
開会挨拶 橋本 隆雄:WG2主査、国士舘大学理工学部 特任教授
特別講演 「2024年能登半島地震を振り返る-被害の全貌-(仮)」
安田 進:東京電機大学総合研究所 客員教授(東京電機大学 名誉教授
招待講演 「輪島市・珠洲市の復興計画(仮)」
小野田 泰明:東北大学工学研究科・工学部都市・建築学専攻 教授
話題提供 「宅地液状化(側方流動)・盛土被害の復旧状況と今後の復興対策について(仮)」
橋本 隆雄:国士舘大学理工学部 特任教授
話題提供 「道路・土砂被害の復旧状況と今後の復興対策について(仮)」
佐々木 哲也:国立研究開発法人土木研究所地質・地盤研究グループ上席研究員
話題提供 「港湾被害の復旧状況と今後の復興対策について(仮)」
宮田 正史:国土交通省国土技術政策総合研究所 研究総務官
話題提供 「ライフライン被害の復旧状況と今後の復興対策について(仮)」
小野 祐輔:鳥取大学工学部社会システム土木系学科 教授
総括 橋本 隆雄:国士舘大学理工学部 特任教授
閉会挨拶 樋口 俊一:地震防災技術普及小委員会委員長、株式会社大林組