阪神・淡路大震災 舞子高等学校 環境防災科 防災専門学科の設置
・阪神・淡路大震災の教訓から、命の大切さや人とのつながりの重要性を学ぶ場が必要との考え方や、高等学校改革の一環として進められていた特色ある学校作りの両面から、平成12年3月から2年間の準備期間を経て、平成14年4月に全国で初の防災専門学科として設置された。
・従前から、同校において総合的な学習の時間などを活用した防災教育への熱心な取り組みが行われていたことも学科創設のきっかけとなった。
・学校教員による授業に限定せず、多数の外部講師の招聘や校外学習機会の提供、生徒によるボランティア活動、小学校への出前授業等、地域コミュニティとの交流、及び他校への活動ネットワークの拡大(防災ジュニアリーダー育成)などの取り組みを特徴とする。
・防災専門科として独自のカリキュラムを作ることにより、教育する側と学ぶ側の相互に“真剣”に取り組み、その成果を地域社会に還元する基本姿勢が自然に醸成されている。