東日本大震災 福島県南相馬市 小高区 復興のアンカーとなる人と文化を支援する形で帰還に向けた環境づくりを推進
・東日本大震災の被災地の中で、原発事故によって被災した福島県の場合、その他の被災地に比べて長期避難を強いられている。このような長期避難の場合、被災地での復興まちづくりとあわせて避難住民の避難先でのコミュニティ形成や被災地とのきずなづくり、行政機能も含めた段階的な帰還プロセスの設計が重要な鍵となる。
・南相馬市小高区は、現在は避難指示区域に指定されているが、2016年春の避難指示解除を目指し、帰還に向けた環境づくりが進められている。このような帰還に向けた環境づくりに向けて、小高区の場合、行政のみならず地域住民による自発的な取り組みも見られる点が特筆される。
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Themes
Recovery
Recovery planning
Country and region
Japan

Publication year
2016