東日本大震災 宮城県石巻市 新蛇田地区・市内小中学校および保育園 災害時におけるエネルギー供給の途絶を克服するまちづくりの実現
・石巻市は、平時については再生可能エネルギーで発電した電力を活用しつつ、災害時には再生可能エネルギーで電力を確保できるまちを目指し、復興公営住宅が集中立地する新蛇田地区や市内の小中学校に、太陽光発電・蓄電池・BEMSを組み合わせたエネルギーシステムの導入を推進した。また電気の「見える化」を通じて環境意識を醸成できるような仕組みづくりも行った。
・有事の際に避難所となるような防災拠点には、太陽光発電設備、蓄電池が整備されるため、電力会社からの電力供給が途絶した場合も、問題なく電力を利用することができるようになる。さらに市では施設ごとのエネルギー情報を把握しており、電力が不足する施設がある場合、電気自動車(EV)を活用することで電力に余力がある施設から不足している施設に電気を運ぶことも検討している。
Explore further
Country and region
Japan

Publication year
2016