平成 23 年 3 月 11 日午後 2 時 46 分に発生した東日本大震災は、我が国において観測された最大規模の地震であり、激震とその後に続いた大津波により、本町に甚大な被害を及ぼしました。多くの町民の尊い生命を失うとともに、住宅や店舗、加工工場等のみならず、公共施設も被災することで、町民の日常生活や産業にさまざまな影響を与えました。さらに、地震で発生した地殻変動による地盤沈下により、震災以降も港周辺部の被害の拡大や復旧作業を極めて困難にさせる事態となっています。
本計画は、今回の震災が与えた影響や課題を把握し、被災した町民の生活再建を支 援しつつ、町の将来像も見据えて検討を進め策定したものです。
本計画に基づき、一日も早く町を復興し町民が安心して暮らせる町をつくること、さらに本町の基幹産業である水産業を活性化させ、現状復旧にとどまらない新しい「港町おながわ」の再生、ふるさと女川の発展をめざします。
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