復興まちづくりイメージトレーニングの手引き
首都直下地震や南海トラフ地震においては、甚大な被害が発生し、経済社会活動が停滞することが予想されることから、迅速に被害状況把握やそれに基づく復興まちづくりを進めることにより、被災者の生活の早期回復・復興を 促す必要がある。
災害からの復興まちづくりを進めるにあたっては市街地復興計画を策定する必要があるとともに、その市街地復興計画を早期かつ的確に策定することが重要と考えられる。
「平成 28 年度 市街地復興計画の策定円滑化のための事前準備方策検討調査」において、地方公共団体が、切迫性の高い大規模災害に対する早期回復・復興に資する市街地復興計画の策定を円滑に行えるよう、「生活再建」と「市街地復興」の両方の視点から、地区に応じたバランスの良い市街地復興計画のあり方を見つける復興まちづくりイメージトレーニングを 5 つの地方公共団体において試行実施した。
本手引きでは、試行実施した 5 つの地方公共団体及び先進的に実施している地方公共団体の事例を踏まえ、 復興まちづくりイメージトレーニングの内容や実施する際の留意点等についてとりまとめている。
なお、本手引きは、今後、復興まちづくりイメージトレーニングを実施する地方公共団体の取組内容を踏まえ、改定していく予定である
【第1章:復興事前準備と復興まちづくりイメージトレーニングについて】
【第2章:復興まちづくりイメージトレーニングの企画
【第 3 章:復興まちづくりイメージトレーニングの実施】
【第 4 章:事例集】
出典:国土交通省