策定の趣旨
東日本大震災の猛威や恐ろしい経験と津波防災、減災への教訓を謙虚に受け止め、一刻も早く仮設居住を解消し、被災者の生活再建を図るとともに、地域産業の再生と発展を目指し、市民が安心して暮らし、働くことのできるまちづくりに全力を挙げて取り組まなければなりません。 将来に向けて希望と夢と安心のもてる新しい本市の復興ビジョンを示すとともに、本市の創生と活力向上に繋がる陸前高田市復興計画を策定し、多くの方の協働、連携により本市の復興を実現しようとするものです。
復興の基本理念
陸前高田市民憲章とこれまでの陸前高田市総合計画の基本理念を継承しつつ、少子高齢化による人口減少、地球規模の環境問題、高度情報化の進展、経済の高度成長から低成長への転換など社会経済の大きな変化の中で、この被災から陸前高田市が力強く立ち直り、新しいまちづくりを展開しながら持続的発展を遂げていくため、次の3つの理念を基本理念と定め、陸前高田市の復興を目指します。
復興のめざすまちの姿
復興の基本理念を踏まえ、被災した海、高田松原、市街地や集落の復興をめざし、陸前高田市のめざすまちの姿を以下のとおり定めます。
復興の街づくりの目標
まちづくりの目標として、人口規模を2万5千人台に設定し、次の基本方向と重点目標により、「海と緑と太陽との共生・海浜新都市」の創造を目指したまちづくりを進めます。