未被災地の日常の現場から育まれる復興概念の可能性 -東京の事前復興まちづくりから-
これは「災前」の取り組みから生まれる復興概念の可能性として、東京での「事前復興まちづくり」の経験をもとに考察するものである。すなわち、阪神・淡路大震災を契機とした東京の25年間の事前復興まちづくりの成果を4つに類型化し整理分析した上で、その成果に基づいて、事前復興まちづくり3つの復興の方向性、①災前から災後へのまちづくりの連続性、②くらしの営みとまちづくりの有機連携、③創発の復興主体、について考察する。
これは、「災後」ではなく「災前」いわば「未被災地」での取り組み から生まれる復興概念の可能性について、阪神・淡路大震災以降の東京での「事前復興まちづくり」の 経験をもとに考察してみよう、というものである。
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Hazards
地震
Country and region
Japan

Number of pages
8 p.
Publication year
2020