米国フロリダ州事前復興計画パイロットプロジェクト10年後の考察
ソース
地域安全学会 Institute of Social Safety Science (ISSS)
気象系災害の多いフロリダ州では、2004年から2005年 にかけて連続して発生した台風被害の教訓を踏まえ2006 年から事前復興計画のパイロットプロジェクトを開始し、 一時的であるがフロリダ州沿岸自治体への策定義務化を施すなど先進的な活動が報告されている。
米国フロリダ州事前復興計画の成果を レビューし、現在どのような役割を果たしているかを明らかにし、1)フロリダ州自治体における事前復興計画が平時においてどのように活用されたかを明らかにし、事前復興計画が持つ 両義的概念である「復興準備」と「減災促進」という側 面から対象自治体を検証し、2)事前復興計画の改定を可能にした組織体制を比較したうえで、3)日本国内への知見還元に向けた課題抽出を試みてことを目的として実施している。
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Hazards
サイクロン(台風、ハリケ ーンともいう)
Themes
Governance
Recovery
Recovery planning
Country and region
United States of America
Japan
ISBN/ISSN/DOI
https://doi.org/10.11314/jisss.35.89
Number of pages
8 p.
Publication Year
2019