平成 23 年3月 11 日、東北太平洋沿岸を襲ったマグニチュード 9.0 の大地 震と巨大津波の襲来は、東日本太平洋沿岸の都市および農漁村の農林水産業を中心とした産業と人々の生活を破壊し、未曾有の大災害をもたらした。更に、地震・津波の直撃を受けて発生した東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏洩は、周辺地域への立ち入り禁止が措置され、我々がこれまで経験したことのない被害を地域社会にもたらしている。
早急な復旧・復興が望まれるが、日本学術会議食料科学委員会水産学分科 会は、特に被災地の水産業と漁村の復興に際しての基本的な課題と解決策について提言をまとめた。
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