Shelter / Housing

この研究は、南海トラフ巨大地震で甚大な被害が予想される三重県尾鷲市を対象に、南海トラフ巨大地震に備え、住民が主体的に事前復興まちづくりを実践につなげられるモデルの構築を目指すものです。

これは、全国知事会が、未だ確立していない事前復興の考え方を整理し、国や自治体で共有し、取り組みの促進を図るためにとるまとめたものである。

IRP Herald vol. 23は、インドのグジャラート州で開催された「都市リスク軽減とレジリエンス：災害に強い都市の構築のための能力開発」のワークショップのナレッジレポートです。

本事例では、震災発生時における被災したペットと飼い主が直面する問題と対応策にについて、新潟県中越地震の経験をもとにBuild Back Betterのポイントを踏まえて解説しています。

岩沼市では、東日本大震災で特に甚大な被害を受けた、相野釜、藤曽根、二野倉、長谷釜、蒲崎、新浜の６地区の集団移転を促進するために、東日本大震災復興交付金による防災集団移転促進事業（国土交通省）を進めています。

本事例では、長年サイクロンの被害に悩まされてきたバングラデシュで、日本政府やJICA等の支援により整備されたサイクロンシェルター、早期警報プログラムと河川堤防により、2007年のサイクロン「シドル」発生時の死者数が大幅に減少した事例を紹介しています。

本報告書では、復興過程に焦点を当てるとともに、内閣府が進めている「専門家会合」、世界銀行による「ナレッジ・ノート（教訓集）」など、IRP 構成機関が作成した東日本大震災にかかる既存の報告書の重要な結論をまとめることを目的としている。

被災者の合意形成を図りながら復興に向けた現実的な事業計画を作り上げていく手続きに決 まった方法があるわけではないが、集団移転や市街地の面整備による復興事業を円滑かつ早急に 実施する観点から、被災者の合意形成を図っていくためのモデル的なプロセスを設定し、事業主体である市町村が各ステップで留意すべきこととして、現時点において想定されることをまとめ たので参考にされたい。